シンクロニシティ→クリエイション

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2014年07月



先日、島根の情報発信集団「シマブロ!」が主催する「IUターンカフェ」に参加してきましたー!「IUターンカフェ」というネーミング通り、「IUターン」してきた結果、現在島根に滞在している人たちがいっぱい!

シマブロ!さんの拠点が、西部の松江にあるということもあって、東部に住んでいる僕にとっては、未だ見ぬ同士と出会えるチャンス!もしかしたら、あんな出会いやこんな出会いもあるんじゃないかと、よこしまな動機も抱えつつ、うきうきわくわくしながら参加してきました!


シマブロ!


とあるNPO職員の給与明細。

今回のIUターンカフェの目玉は、「シマブロ」メンバーであり、東京からUターンしてきたとあるNPO職員であるB君の赤裸々な「お金」についてのお話。

「ぶっちゃけ、地方って稼げるんすか?」「ちゃんと仕事あるんすか?」という、これからIターン、Uターンを考えている人に取っては非常に興味深い公演になりました。

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会場の様子。

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主催者挨拶。

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お茶屋さんのお茶のセルフサービス。

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今日の主役、B君スタンバイ。


都会が良いか?地方が良いか?

今回のモデルケースである、B君は島根で生まれ育ち、大学の時に千葉に出ることになりました。そして、都内のコンサル会社に就職。

その後、地元への愛が強かったB君は、20代後半をむかえ、島根へのUターンを決めました。現在は、地域活性化につながる活動をしているNPO職員として切磋琢磨しているというわけです。

B君は今回、Uターン前後の収入と支出を「詳細に数字まで公開する」という苦行に近い試みをしました。果たして「都会の生活」と「地方の生活」何がどのように違ったのでしょうか?B君の話を聞いた上で、僕が感じたことをまとめておきます。

「Iターンとか流行ってるし、なんだか田舎に魅力を感じるけど、仕事とかあんの?やってけるの?」って思っている人、「東京しんどいし、やっぱり地元に帰りたいけど、地元って何も無いし、仕事も無いし、どうしよーかな。」と思っている人など、IUターンしたいけど決断出来ない人たちにとっては判断基準になる有益な情報になるんじゃないかと思います!


東京から田舎へUターン、収入は半分。

まずは一番気になるところからいきましょうかね。お金ですよ、お金!お金は大事ですよ!というわけで、東京でサラリーマンをしていたB君の収入はUターンで地元に戻ってきた後、どう変化したのでしょうか。

なんとですね...地元に帰ってきてから...「収入が半分になった」そうです。衝撃!現実はきびしーぜ!

数字をここで公開するまではしませんが、東京にいた頃のサラリーはボーナス込みでも「普通の水準」だったと思います。地方に来てからの収入はNPO職員ということもあり、「NPOだから少ないじゃないんかなー?」と思って聞いてましたが、あとあと他の人に聞いてみると「収入が半分になった」という人は結構いたんですよね、これが。

sad eyes / rawlands

残念ながらこんなもんらしいです。とくに島根は賃金の平均値が特別低いようですね。IUターンをしてきて、普通にサラリーマンをしていた場合、収入が上がるような人はほとんどいないとのことです。

ではでは「収入が減った」ということは、次に気になるのは「支出」ですよね。実はここにも衝撃の事実が潜んでいたのです。


「飲み社会」と「車社会」に圧迫される支出。

「収入が半分になった」ということは、普通に考えて支出も減らないと生活なんかやってられませんでしょ。個人的には「田舎だから、生活費とかあんまかかんねーんだろ、どうせ。」と、余裕綽々と先読みしていたのですが、そんなことはありませんでした。

なんと、「支出はほとんど変わらない」とのことなのです。

もちろん少しは下がっているんですけど、でも収入が半分になっていることを考えると、割に合わなすぎです。これはやばすぎです。

なぜ、支出が変わらないのか?それは田舎特有の「飲み社会」と「車社会」に原因がありそうです。

「飲み社会」については、僕もこっちにきてひしひしと感じたことでもあるのですが、こっちの人って飲むの好きなんですよね。日常茶飯事というか、何かあるたびに飲んでるイメージがあります。そしてハシゴもする。

Cheers! James and Fred at Furey's Pub... / National Library of Ireland on The Commons

言い換えれば「飲みに行く」くらいしかやることが無いのかもしれません。収入のうちのかなりの割合が「飲み代」に消えて行っているんじゃないでしょうかね。

田舎だからこそ、「人間関係」とか「つきあい」とか大事なんでしょうけどね。もうちょっと上手いコミュニケーションの取り方があるんじゃないかなとも思います。

それと、「車社会」。これは説明不要だと思いますが、地方では車での移動がメインで「車を持ってないやつ、ファック!」な社会なので、燃料費などの維持費がハンパないんですね。

B君は親の車を使用していると話していましたが、他の人で東京からIターンしてきた人に話を聞いてみたところ、「東京にいたときと比べて、家賃が少なくなったけど、その差額と同じくらい車の維持費が掛かるねー。」とおっしゃっていました。確かに、東京にいたら車なんて不要ですしね。公共機関も安いし便利ですもんね。

「収入が半分になった」という残念な情報を得た後、期待していた「支出も下がるはず!」という予想はみごとに外れ、さらに残念な気持ちになったわけです。(果たして起死回生なるか?!)


やりたい事があるのであれば、地方でもやっていける。

「地方に行くと、東京から比べて収入が下がるし、支出は変わらない」という残念な事態におちいっているのですが、そこで次に浮かんでくる疑問があります。

それは「んじゃ、なんで地方に行く意味があるのよ!?」という疑問。「お金大変なら行く意味ないんじゃね?」と、ほとんどの方が今思っているんじゃないでしょうかね。そりゃそーですよね。

B君が「経済的には決して満足した生活を送れていない」にも関わらず、ポジティブに前を向けている理由、それは「やりたい事があるから」でしょう。

これは数字で評価出来るものではないのですが、B君は現在とても輝いている様に見えるんですよね。B君と長い付き合いの友人からみても「東京にいるときから比べて、良い顔している」んだそうです。非常に充実した表情をしているんですよね。

Smile / Hamad AL-Mohannna

これはB君だけじゃなくて僕も同じなんですが、「やりたい事」が見えている人にとって、地方ってところは「良い環境だな」て思えるんですよ。

なんでかっていうと、時間があって余裕があるし、人が少ないから少し技術があれば重宝されるし、人との繋がりも深いから人をすぐ紹介してくれるから、仕事が速いんです。「目標へ向かって行ける速度」が早いんですよね。じゃんじゃん仕事を任されるし、じゃんじゃん面白い人を紹介してもらえるんです。

例え「目先の生活」が厳しくても、前に進むことが出来ている実感があれば、将来に向けてビジョンも広がって行きます。だから、少しくらい大変でも楽しいし、充実してるんですよね(もちろん、その先に結果を残さなきゃ全く意味ないですけどね)。

B君もおそらく、このような心境で将来へのモチベーションを持ち、今を楽しく生活出来ているんだと思います。そもそも東京でのサラリーマン生活が嫌になって、地元に帰ってきているわけですから、「自分の生活が、自分のやりたいことに繋がっている」と感じるだけでも、地方で働く意味はあるんじゃないでしょうか。


都会、地方の違いは求める価値観の違い。

「結局、都会と地方どっちがいいのよ?」というところですが、まぁ両方とも良いとこもあれば悪いところもありますよね。すんませんね、ありきたりのつまらない返答で。。

ってか、都会と地方って、「どっちが良いのか?」っていう良し悪しじゃ無いと思うんですよ。「どっちが良いか?」じゃなくて、「どっちが合うか?」だと思うんです。

とっても元も子もないことを言いますと、都会でも地方でもどちらにせよ、生きていくことは大変なんですよね。お金を稼ぐのも大変。楽な方法なんて無いですよ。それが現実なんですよ。

でも、生き方にはいろんな生き方があるじゃないですか。お金の稼ぎ方にも向き不向きがあると思います。東京の大手広告代理店で勤めることが向いている人もいれば、IT企業の社長さんになるのが向いている人もいるし、陶芸家やアーティスト、農家や酪農家や、カフェ経営、宿泊施設経営などなど、いろんな働き方があって、それぞれ向き不向きがあります。

結局は、いろんな働き方の中から「自分にはどんな働き方が向いているのか?」「自分はどんな働き方をしたいのか?」を考えることが必要で、その結果「それが都会で出来ることなのか?それとも地方で出来ることなのか?」が見えてくるんじゃないかと思います。

そして、都会か?地方か?を選択して自分に向いている生活をすることが出来れば、どちらの生活でも上手くやっていけるんじゃないでしょうかね。


地方は「仕事を探す場所」ではなく「仕事を作る場所」。

「なんか地方のほうが良さそうだなー。」くらいの気持ちでIUターンをしても、理想と現実のギャップに打ちのめされて、「やっぱだめじゃん、田舎!コンチクショー!」と不満を漏らしながら都会の生活に逆戻りになってしまうでしょう。

ってか、今回のB君の話を聞きながら思ったのですが、「地方って仕事ありますか?」っていう質問自体ナンセンスなんですよ、たぶん。

地方ってところは、「仕事を探す場所」ではなくて「仕事を作る場所」なんです。だから「地方で仕事を探すぞー!」と意気込むんじゃなくて、「地方で仕事を作るぞー!」という気持ちでIUターンしてくれば良いんじゃないかと思います、たぶん。

Aberaman Miners' Training Centre / LlGC ~ NLW

「えー、でも仕事作るって大変じゃない?」って、もしあなたが思うのであれば、おそらく地方ではなく都会で働いていたほうが向いているってことなんでしょうね、たぶん。

僕の場合は完全に前者だったので、なんとかやっていけるような気がしています、たぶん。まぁ気がしているだけではやっていけない厳しい世の中ですからねー!日々精進してくであります!

B君、シマブロ!の皆さん、今回はためになるお話をありがとうございました!!

あでゅ。



先日から、放課後児童クラブ的なバイトを公立小学校でやらせてもらっているのですが、先週は予定が合わずに1週間間が空いてしまったんですね。久しぶりに学校に行って子供たちと話していると、少しだけ違和感を感じたんです。「何かが違うなー」と。

その正体はすぐに分かったのですが、しばらく考えてみてちょっとした疑問が浮かんできました。


ニックネームで呼ばれていたのが、「○○さん」に変わっていた。

その正体とは「呼び方」でした。私自身、子供みたいなもんなので、子供と接していると同じレベルの立場になってしまうんですよね。まぁ意識していることでもあるんですけどね。

だから子供たちにバカにされるんですよ。「バカにされる」というのは表現が良くないですけど、おもしろおかしく「からかわれる」んです。

そこで一番分かりやすいのが「呼び名」なんですが、先週までは新しく来た人ということで、子供たちからは「新人ー!」って呼ばれてました。そこで、私も「はい!新人です!よろしくおねがいします!」と面白がって乗っかってたんですね。

そして、昨日学校に行ったらですね、呼び方が「サトシさん」「ワタナベさん」になってたんですよ。これはおそらく、いや絶対、先生から「ちゃんと名前で呼ばないといけませんよー。」言われたに違いないと悟りました。

これはおそらく「ちゃんとした言葉遣いを教えましょう」と、先生たちが考えたことですよね。その気持ちは分かります。でも、あまのじゃくでアナーキーな私にはですね、「本当にこれは教育として正しいことなのか?」という疑問が浮かんだのですよ。

結論から言って、私は「子供に敬語は使わせなくても良い!」と思っています。むしろ使うなと言いたいですね。


大人の振る舞いは大人になってから習えば良い。

「敬語を使うな!」なんて言っていると「社会に出てから、困るじゃないか!」というような反論が返ってくると思いますが、社会に出て困ることは社会に出る前に習えば良いんじゃないですか?小学校で教えなくても良いんじゃないかと思います。


school friends / woodleywonderworks


ってか、そんなこと言うんだったらもっと「技」としての「社交辞令」というか、「上司を立てる方法」とか「目上の人から可愛がってもらえる方法」とかみたいに「社会を生き残って行くための術」を教えて行きましょうよ。こびの売り方とか。

「そんなことしたら、素直な子が育たない」とか今度は言われるんでしょうけど、そんなこと言ってるから「キレイなところしか見えない、社会を知らない甘い奴」に育ってしまうんですよ。どうせ世の中はキレイじゃないんですから、それをちゃんと踏まえた上で生き方を教えて行くのがその子のためになるんじゃないんでしょうか。


どうせ社会に出たら「お前は真面目だからな」と言われる。

子供の頃から敬語を使ってかしこまっていたらどうなるか?きっと「真面目な面白みの無い子」に育って行くでしょう。

これは私が経験したことでもあるので、声を大にして言いたいことなんですが、「良い子でいなきゃ」という気持ちが強いと、冗談も言えないような真面目な子に育ってしまいます。

冗談が言えないことが悪いとまでは言いませんが、その結果私は「お前は真面目だからな、もっと力が抜ければ良いのにな。」「真面目過ぎるのはお前の悪いところだな」と、ずっと上司から言われていました。

そんなこと言われても、20代半ばを過ぎて急に性格を変えようなんてことは無理な話です。「どうすればもっとラフに人と接することが出来るか?」と悩んだ時期があります。こんなこと考えている時点でクソ真面目過ぎてダメなんでしょうけど…。

ハッキリ言ってしまえば「真面目=つまらないやつ」ってことじゃないですか。社会に出たら、真面目なやつは損するんですよ。でも学校では「真面目になりなさい」って教えるんですよ。これっておかしくないですか?


少しくらい失礼なほうが可愛がられる。

私が「こいつうらやましいなー。」と思う人種がいます。それは「ちょっとくらい失礼でも可愛がられる奴」です。

この人たちは、目上の人相手にときどきタメ語で話したり、冗談を言って逆にいじったりします。それでも相手からは「このやろー、お前ってやつは調子いいやつだなー。」とか言われて可愛がられるんです。つまるところ「キャラが良い奴」として認識されているってことなんですよね。


Charm City Choppers / Kathleen Tyler Conklin


正直言って、こういうタイプのほうが世の中上手く渡って行けると思いませんか?よく考えてみてください、上司だって話していて冗談も言えないつまらない奴と一緒にいたくないじゃないですか。

長い目で見れば「真面目」なことも能力なので、役割としてはどこかで能力を発揮出来るとは思いますが、人間関係を作って行く上で、すぐに相手の懐に入り込んで相手との距離を縮められるのは「失礼でも可愛がられる奴」です。

仕事をして行く中で、人間関係は非常に重要なものですよね。なので、「真面目になる」ことを教えるんじゃ無くて「失礼でも可愛がられる」ことを教えて行くべきだと思います。

「失礼でも可愛がられる」なんて、子供の特権じゃないですか。子供のうちは「相手との距離の縮め方」を感覚的に目一杯学んで、あとの形式的な礼儀だったり「社会で生き残って行くための術」は後からじっくり学べば良いんじゃないでしょうか。


子供のためか?大人の都合か?

「真面目」と言われて困るのは子供ですからね。これは本当に私自身が悩んできたことなので、ハッキリ言いますよ。子供の頃の言葉遣いなんて、どうでもいいんです。

「良い子に育てよう」と意気込むのは良いですが、それは「本当に子供のためになりますか?」「大人の理想と大人の都合を押し付けてませんか?」それが本当に必要なことなのかを改めて考えてみてください。

言葉遣いがちゃんとしていても、つまらない奴はつまらない奴なんですからね。つまらない奴には仕事がまわってこない世の中になりますよ、この先。そこまで考えて、私は子供と接して行きたいです。

あでゅ。


現在、私はとある大きな邸宅に住ませてもらっているのですが、その邸宅がそれはそれはデカいのなんの。

「そうだ、Googleマップのストリートビューならその規模が伝わるんじゃないか!」と思ってみてみてたら、ちょうど見えない位置にあるし。。航空写真ならなんとか分かるかな。



これ。

ってか、「住んでんなら写真とれや!」って話ですね。はい。こんな感じでございます!

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デカいでしょ。ここを直接借りているオーナーさんが、いずれはシェアハウス的な使い方をする予定なんですが、今は私ひとりで寝泊まりしてるんです。夜は心細いんです。遊びにきてください。


古民家はお宝の山。

んでですね、ここにはとあるおばあちゃんが2年半前まで住んでいたのですが、かなり教養のあるお方で、家系も立派な家系の方のようで、残された所持品が骨董品のような良い感じのオーラを放っているものばかりなんですよ。

これらの骨董品を捨ててしまうのももったいないということで、「何か使えないかなー。」と遊んでいたら「意外とインテリアとして使えるなー。」と思ったわけですね。

Facebookに上げてたら、意外と好評だったのでこちらにもアーカイブしておくことにします。

ということで、『創作インテリア』と題して、いろいろとアップしていきたいと思います。初回は「作ってみました、ワークスペース編」です!


作ってみました、ワークスペース!

これまで、いくつか作りました。とくとご覧あれ!

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こちらはこの家に引っ越してきて「作業場が欲しいなー。」と思って、簡易的にそこらへんにあるものを集めて作ったスペース。

窓際というところがポイントですね。朝とか気持ち良く仕事が出来ますこと出来ますこと。

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こちらは「せっかく自然に囲まれてるんだから、外で作業したいなー。」と思ってガレージの前に作ったスペース。目の前には雄大な山々がそびえ立っています。

ちなみに、この障子は立てかけてあるだけなので風が吹くと「パタパタ」っと倒れます。そのバランス感覚も儚さを演出しています。いとをかしです。

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こちらはつい最近作ったもの。これまで1階を生活空間にしていたのですが、とある事情で2階に移ることになったので、新たに作りました。

「そういえば、Google社とかって立って仕事するのが流行ってるんだって?!やべーなそれ!」ということで、今流行のスタンディングワーク仕様にしてみました。今も立ちながらブログを書いております。

ってか、私、学生時代「座ってると延々とネットをいじってしまう!このままじゃ廃人確定だ!」という理由で、一度スタンディングワークスタイルにしてたことがあります。時代を先取りしていたんですね。


引き続きインテリアで遊んでいきます!

まぁなんか、感性でおもしろおかしく遊んでいるだけなので「なんちゅー使い方してんだ、ふざけんなゴラ」って言われてしまいそうな気がしますが…。これ釘打ったり、何かを壊したりしているわけじゃないので、いつでも本来の用途に戻すことが出来るんですよ。エコでしょ、エコ。

そういえば、今思い返してみるとインテリアって昔から興味があったんですよね。「『インテリアコーディネーター』ってカッコイイ!(名前が)」って思って、検定受けようかと思ってたくらい。

古民家をぶっ壊すときに出てきたいらないものでも集めて、インテリア屋にでもなろうかな。悪くない気がする。そのへん詳しい方、アドバイスお待ちしています!

あでゅ。


さあ、やってきました!ちょっとしたお試し企画を初めてしまいます!まぁまぁ「どうせバカみたいなことだろ」なんて言わずに、まずはこの記事を見てください。


日本人の体力 - アグリコ日記


ドイツの学者さんが、江戸時代に日本に来たときに「日本人、体力ハンパねー!」「え、こいつらこんな食事でこんなに体力あんの?!」と驚いた、という話ですね。

「ゴリラは木の実と果物が主食」とか「草食動物が走り続けられるのは草食」だからとか「肉食貧弱説」は、これまでも語られてきたことですが、本当なんすかね、これ。

というわけで…。


江戸時代の食事は、本当に強靭な体力を作り上げるのか?

はい、やってみましょう。実践してみないと分かんないでしょ。ということで、しばらく江戸時代食で生活してみるので、本当に体力が向上するのか体を張って実験してみます!

とはいえ、もともとあまり肉を食べない&ちょっと筋トレなんかも始めてしまっているので、正確な測定が出来ないかもしれませんが、そのへんは多めに見てください。こういうのはやることに意義があるんです。


江戸時代の食事とは?

江戸時代食といっても、どんな食事をすればいいんでしょうか?さっきの記事にそのヒントは隠されていたはずです。レッツ!ヒント探し!

■ ヒント①

ベルツは驚いて車夫にその食事を確認したところ、「玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵」という答えだった。聞けば平素の食事も、米・麦・粟・ジャガイモなどの典型的な低タンパク・低脂肪食。もちろん肉など食べない。彼からみれば相当の粗食だった。 


さっそく具体的な食材が登場してきましたね。「玄米おにぎり」「梅干し」「味噌大根の千切り」「沢庵」「米・麦・粟・ジャガイモ」これが江戸時代のメイン食だったようです。ってか、味噌大根の千切りってなんだ?というのは一旦置いておきましょう。


■ ヒント②

 22歳と25歳の車夫を2人雇い、1人に従来どおりのおにぎりの食事、他の1人に肉の食事を摂らせて、毎日80kgの荷物を積み、40kmの道のりを走らせた。  然るところ肉料理を与えた車夫は疲労が次第に募って走れなくなり、3日で「どうか普段の食事に戻してほしい」と懇願してきた。そこで仕方なく元の食事に戻したところ、また走れるようになった。一方、おにぎりの方はそのまま3週間も走り続けることができた。


これは大したヒントではないですが、どうやら「おにぎり」というのがキーワードのようですね。いいですか?「ご飯」ではなく「おにぎり」ですよ。「車夫だからでしょ?」という厳しい突っ込みは無しですよ。


■ ヒント③

西欧人から見れば粗食と見える日本の伝統食が、実は身体壮健な日本人を育てる源泉だったという証左は枚挙にいとまがない。例えばフランシスコ・ザビエルは1549年(天文18年)に、「彼らは時々魚を食膳に供し米や麦も食べるが少量である。ただし野菜や山菜は豊富だ。それでいてこの国の人達は不思議なほど達者であり、まれに高齢に達するものも多数いる」と書き残している。 


ふむふむ。時々「魚」を食べていいようです。「米や麦は食べても少量」これもポイントになりそうですね。そして何と言っても「野菜や山菜は豊富だ」というところ。野菜類は沢山食べても良さそうです。


■ ヒント④

そこで政府はその理論に基づき、当時の日本人は小柄で体重が52kg程度だったことから、これを比例配分して「タンパク質96g、脂肪45g、糖質415g、2450kcal」を日本人の栄養所要量と定めた。これは当時の日本人の食生活「タンパク質56g、脂肪6g、糖質394g、1850kcal」を大幅に超えるものだった。元々「低タンパク・低脂質・高糖質」で健康だった日本人に対して、ドイツ人並みの「高タンパク・高脂質・低糖質・動物食中心」の食事に改めるよう指導したのである。ここから日本の「カロリー・栄養素計算偏重主義」、西洋の栄養学一辺倒の現実離れした健康政策が始まる。


こんな具体的に数字も出してくれました!と喜んだのはつかの間、栄養価計算をしてみようと「そういうサイト」を探して試してみたのですが、文系の私にはわけわかめでした。科学的なアプローチは諦めます。


少しは見えてきたでしょうか?いまいちわからない?もっと具体的に?

しょうがないですね。現代には「Google検索」という便利なものがあるので、素直にGoogle先生に頼ってみましょう。


「江戸時代 食事」で画像検索してみた。

ということで、いまいち文章だけでは伝わりきらないので、Google先生に「江戸時代の食の画像出してよー。」って聞いてみました。すると…。

でん!

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これは江戸時代の食を再現してみたようですが、少しリッチな気がしますね。あくまでも現代版といったところでしょうか。

ネクスト!

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なるほど。これくらいがちょうどいいのかな。と思いきや、これは武士の夕飯のようですね。武士ということは、平民に比べたらそれなりのものを食べているのでしょうか?確かにちょっとだけ豪華な気もしてきました。

ネクスト!

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まじか...。これが江戸時代後期のパンピー(一般ピーポーの略)の食事だそうです。やけにリアルになってきたなこれは...。

先生、さすがっすが、ちょっとリアルすぎました!ひとまずこれ参考までにさせてもらいましょう!


ルール説明!

7月13日(朝)〜7月19日(朝)まで、江戸時代食を実践します!ルールは以下の通り。

・肉は一切食べない。
・魚は時々食べていい。
・野菜は無制限に食べていい。
・主食は玄米おにぎり(少量)。
・梅干しは毎日食べる。
・味噌汁も毎日食べる。

これで1週間過ごしてみます!そして、どのくらい体力が向上したか計測してみようじゃありませんか!


体力測定の方法は後日お知らせします。

肝心な体力測定の方法ですが、また改めて発表致します。大したことではないのですが、ちょっとだけ理由があるので。

ああ、楽しいことになると良いなぁ。何にも変わらないかもしれないけど、それはそれで存分に楽しもうじゃないですか。「人生、エンターテイメント!」人生はみんなで楽しくしていきましょう!

あでゅ。
 



いやー、蒸し暑いですね。さすが日本ですね。湿気ムンムンです。こんな季節は食材の鮮度も落ちてしまうので、食中毒なんかにも気をつけていかなければなりません。

今回は、Facebook経由で流れてきた記事を紹介したいと思います。


【感動!】サウジアラビアの男性が自宅前に設置した冷蔵庫。その使い方に賞賛の嵐 | TABI LABO


「みんなのための冷蔵庫」って、発想がヤバいですね。シンプルイズザベストです。日本だと「衛生的にダメ!」ってなりそうですが、みんなで余ったものを持ち寄って、それを肴に酒を飲む居酒屋とかあったら良くないですか?むしろビュッフェ形式にしちゃえばいいし。

まぁなかなかこの日本では実現は難しいですが、「どうせ余ってしまうものを分け与える」という考え方は今後いろんなサービスで活かされてきますよね。この感じだと。


give / Tim Green aka atoach



ペイ・フォアードという概念はこれからどんどん広がっていく。

いま、「ペイ・フォアード」という言葉がしばしば使われてきていますよね。私自身、「必要としている知らない人に、『次使ってください』と受け渡す」というくらいの認識で、あんまりどんなものか知らなかったんですけど、こんなもんであってますよね?

ってか、「『ペイ・フォアード』ってタイトルの映画(原作は小説)あったなー。」って思って調べてみたら、これ14年も前の作品じゃないですか。先取り感ハンパ無いな。ってか、ってか、この「シックス・センス」の子役の子懐かしいな。

時代の流れとして、この「ペイ・フォワード」の概念が広がっているのは事実ですよね。きっとこれからも多岐にわたってどんどん広がっていくでしょう。


モノが余り、過剰に求め過ぎていることに気づいている人が増えてきている。

なぜ「ペイ・フォアード」が広がっていくのか。私は全く持って専門家でも何でもないですが、とりあえず偉そうなことを言っておきたいと思います。

なぜ「ペイ・フォアード」が広がっていくのか。それは、「モノが余っていること」にみんな気づき始めているから。また、その裏側に「モノが足りていない人もいる」ということも気づいてしまっているからなんじゃないかなと思います。

今回紹介しているような記事って、Facebookとかでめちゃくちゃシェアされるじゃないですか。「この人こんな世の中に役に立つことやってまっせ!」という記事と、「現代の、食べ物が危ない!」っていう記事ばっかじゃないですか、タイムラインに流れてくるのって。あと猫。

みんな心の中では「自分も世の中に必要とされたい!」とか「自分も世の中の役に立ちたい!」とかいう気持ちがじんわりじんわり来ていると思うんですよね。でも、そんなに簡単に行動出来ないし、大変そうだし、生活あるし、とか言って行動出来る人もそうそういないわけですよ。

でも、Facebookのタイムラインに流れてきたものを「みんなー!私はこんなことにも意識があるんですよー!」とシェアすることは、家でなんちゃってヨガをしながらでも出来るんですよ。

まぁちょっと皮肉を交えて書いてますが、これはこれは良いことだと思います。シェアされて少しずつでも空気間が変わっていけば良いですし。現に少しずつ個人の意識は変わってきている気がします。

だからね、大事なのは次のステップですよ。この「ペイ・フォワード」の概念を使って、次のステップに上がる仕組みを考えていきましょう。


「役に立ちたい欲」を解消するサービスが注目される。

潜在意識として「世の中の役に立ちたい!」と思っているとしたら、少しずつでも参加出来る環境を作っていけばいいことですよね。近年流行っている「クラウド・ファンディング」だったり、「目標応援系ソーシャルサービス」はまさにそんな感じですし。

道ばたに冷蔵庫を置くわけにはいかないですけど、例えば「子供服やオモチャを次の人に渡す」サービスなんかあっても良いと思います。あかちゃんほんぽからクレームが来そうですが。

とにかくみんな「世の中の役に立ちてー!」って、うずうずしているんですよ。役に立ちたくて役に立ちたくて、震えているんですよ。だから、そんな人が気軽に「役に立った気になれる」サービスが今後注目されていくでしょう。


Army Photography Contest - 2007 - FMWRC - Arts and Crafts - Giving unto others / familymwr



ペイフォアードの概念を感覚的として身につける。

個人的にも何か出来ないか考えていきたいですね。しばらくは「ペイ・フォアード」の概念を意識して感覚的に取り入れていきたいと思います。家の前に冷蔵庫置いてみようかな。

あでゅ。

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